2018年10月に松江市にて開催される、第19回日本早期認知症学会学術大会のホームページです。

大会長挨拶

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大会長ご挨拶

我が国は世界に類を見ないスピードで認知症者が増加しており、その施策は世界中から注目されています。
ご承知のとおり、認知症は個人レベルの生活の質の低下や、介護者の精神的および肉体的な負担のみならず、社会に与える影響も極めて大きいため、地域の認知症者対策は世界的な課題となっています。
近年、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、喫煙などの血管危険因子が認知症の発症に関与するとし、さらに定期的な運動(特に有酸素運動)、余暇活動、社会的参加、食習慣などが発症の防御因子となることがわかってきました。

こうした社会情勢の中で、第19 回日本早期認知症学学術大会の開催を仰せつかり、本大会の目標として「エビデンスに基づいた脳の診方、鍛え方」というテーマを掲げました。
認知症の早期発見に関わる医学的知見だけでなく、認知症予防の最新技術を整理し、運動・栄養・生活習慣の側面からその効果を検証することをコンセプトとしています。

本大会のプログラムでは、一般演題に加えて、シンポジウム3 題、特別講演6 題、各種セミナー等、多くの学びの場を用意しています。
一般演題は、ディスカッションする機会を多く持っていただくために、全てのセッションをポスター発表とさせていただきました。
シンポジウムでは、まず今話題の「認知症包括的ケア」について多職種で議論し、その後、大会のテーマでもある「脳の診かた」「脳の鍛え方」について議論できればと考えています。
特別講演では、大会1 日目は認知症者の「運転」「対話」「栄養」「運動」を、2 日目は「ガイドライン2017」と「認知症疫学」について科学的に検証していきます。
大会一日目の最後には、学び疲れた脳をリフレッシュしていただくために、松江市出身のサックス奏者による音楽鑑賞会や、合同開催である第23 回日本精神神経医学会とのワンコインパーティーなど、心安らぐ時間も設けさせていただきました。

さらに、本大会では、そのような学術的側面だけでなく、島根県松江市の特性を活かすことにも目を向け、松江市や松江医師会と協力しながら市民参加型の認知症相談会、認知機能測定会、市民公開講座、物産展、お茶会等の地方創生イベントを盛りだくさん企画いたしました。

今年は、大名茶人として名高い松江七代藩主、松平不昧公(1751~1818)が没後200 年を迎え、松江各地で「不昧公200 年祭」の行事が行われています。
学会にご家族と参加され、大茶会などに参加されるのも良いかもしれません。
松江には宍道湖温泉がありますし、近くには縁結びの神・福の神として名高い出雲大社もあります。
松江市はとても立派な城下町で、古き良き街並みが今もなお残っています。おそらく皆様の心を癒してくれるひとときになるでしょう。

このように、最先端の学びはもちろんですが、癒しや楽しみも兼ね備えた学術大会ですので、ぜひお誘いあわせの上お越しいただければ幸いです。
大会スタッフ一同、心よりお待ち申し上げています。

第19回日本早期認知症学会学術大会
大会長 重森健太
関西福祉科学大学・教授

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